新型インプレッサ試乗記

今までインプレッサには一度も乗ったことがなかったです。今回の試乗ではじめて乗ることができました。前型のものとは比較できませんが自分なりに感じたことを書きます。例によって独断と偏見が入っています。他車(エボ6)に乗っているものがどう感じたかを書きました。

試乗コースは長い直線がメインで、コーナリング特性はあまり得ることができませんでした。残念。

作成日 2000-9-2 最終更新日 2000-9-3


SUBARUD IMPREZA WRX NB(4速AT) [2000-9-2]

■外観

 スクープや発表されたときの写真では「これがインプレッサ・・?」と、今までとはあまりにも違う外観(特にフロントマスク)に驚いたのですが、最近のスバル車は写真より実車の方がよく見えるため写真だけの判断はさけていました。

以後はディーラで実車を見てのことです。

全体

・想像よりコンパクト
 パッと見の印象です。

フロントまわり

・正面から見ると全幅1730mmよりも狭く見えます。
 丸目のためでしょうか。全幅最大部はフロントブリスターフェンダー部かな。

・オプションパーツが満載されていたので、かなり派手な感じです。ゴチャゴチャとしているように感じました。

・丸形ヘッドランプは写真で見慣れてしまったからか、あまり違和感はなし。HIDが入っているためより精悍な感じです。でもこれに前型の横長ヘッドランプが付いてもかっこいいだろうなぁとは正直思いました。

・ヘッドランプとグリルの間に斜めに走っているエンジンフードとの継ぎ目はいまいち。
横一直線にしてすっきりとさせた方が個人的には好みです。。

サイドビュー

気になったのはタイヤとホイールアーチとの隙間がかなりあいていること。
 
横に停めてあったレガシィ(BH)と比べたので余計に感じます。タイヤが小さく見えます。ワゴンの方はもっと・・・

今後出てくるSTiが大径タイヤを履いてくる可能性がありますが、それに合わせたのでしょうか。

リアビュー

・すっきりとしていていいかんじです。

・リアスポイラーが付いていたのでわかりにくかったですけど、トランク部分の両端が盛り上がっているのは好みが分かれそうです。

■内装

・センターにタコメータがあるのは見やすくていいです。

・センターコンソールのシルバー部分は、プラスチッキーでちょっと安っぽく見えました。

・シートはいい!
 座面の堅さ、サイドサポートの良さ、どれもいいですね。前後独立シートリフターが付いているのも◎

・インパネを含むフロントパネルは質感が高い
 エボのインパネはカチカチのプラスティックぽいのですが、きちんとスポンジが入った真空成形(もしかしたらパウダースラッシュ成形?)です。

・空調パネルはダイヤル式でマル
 スパッと温度設定や風量設定ができるダイヤル式はいいです。しかしオーディオに場所を取られて一番下にあるので、視線の移動量が大きいのがマイナス。

■動力性能(試乗車がATであったためMTでは全く違うかもしれません)

加速

・ランエボ6とのトルク特性の違いに驚きました。
 具体的に書くと、エボ6の場合2,500回転からブーストが掛かり始め、3,000回転を越えると「ドカーン」と加速します。それ以降はトルク感が徐々に減りますが、6,000回転まではトルク感が持続します。

インプレッサでは、5,000回転まではリニアにトルクが上昇してトルクの山を感じにくかったです。そのため体感上の爆発的な加速感は感じにくかったです。(エボ6比)

だた4ATであったため各ギアのレンジが広く、MTでの加速感はもっとあると思います。

・5,000回転で頭打ち。
 EJ20は高回転型と聞いていたためもっと上が伸びると思っていましたが、5,000回転あたりで「レッド近辺かな?」と思ってしまうほど、これを境に加速感が減少します。(AT2速目)

・低速トルクは少ない。
 可変バルブタイミング機構を採用しているため、低回転でもう少し粘るかと思いましたが、3,000回転以下では実用上は問題ないかもしれませんが加速感は少ないです。

(エボ6よりも1,000回転ほどトルクバンドが高い感じです)

・エンジンは静か。
 さすが水平対向と素性の良さを実感します。

・STi待ち
 やっぱりSTiにて本領発揮という感じがしました。新しいSTiにも乗ってみたいです。

■サスペンション

「STi GeNOMUスポーツサスペンション」が付いていた??←2000-9-3追加
 どうも他で聞いているWRX-NB(ノーマル)の印象と、自分が感じた印象が違いすぎます。足廻りがフワフワな印象は無かったんです。確かにあれよりも柔らかければ不満もでますわなぁ。確認したわけではないのですが、マフラー、エアロともSTi GeNOMUでしたので、たぶん試乗車はスポーツサスペンションでしょう。
以下、そのつもりでご覧ください。

・腰があってもしなやか。
 ボディの剛性感が高く路面からの突き上げ感はないです。それでいてしっかりとダンピングが効いています。ただ思ったほど固められているわけではなく、スプリングレートは低めでショックの圧側ダンピングをやや高めているといった感じです。ヨーロッパ車的な味付けでしょうか。

・ハンドルの応答性はやや鈍い。
何度かレーンチェンジを行いましたが、初期応答性はややだるめに感じます。ショックの0.1m/sストロークの伸び側減衰力がやや不足気味といった感じです。

・ノーズダイブはもう少し抑えたい。
 フロントバネレートが低いのか、サスペンションジオメトリーでのアンチダイブ設計のせいなのか、ブレーキング時のノーズダイブを大きく感じました。 

・ロールセンターは高め?
 グッと回り込んだときのロールはバネレート(想像)から見ても少ないです。エボ6よりもロールセンターは高いように感じました。

■ブレーキ

・初期制動はタッチ、効きとも抜群です。
 普段エボのブレンボに乗っていても何ら違和感を感じることがなかったです。もちろん急制動やサーキットなどを走り込んだときの特性は不明です。

■おまけ

・ボクサーサウンドはええなあ!
 試乗車にはSTiゲノムの砲弾型マフラーが付いていました。音量は抑えめですが回すほどしっかりとボクサーサウンドを奏でます。ボクはこの音が大好きです。うらやましーー

■最後に

・走り重視ならSTi待ち!
 WRXも確かにスポーティではありますけど、走り重視な人には物足りなさも感じるはずです。もうSTiでどかーんとやってもらいましょう。
聞くところによると、STiは「6速MT、17インチ、ブレンボ」採用と聞いています。スポーティーさではWRXで充分ですが、根っからの走り好きにはSTi待ちと断言しても良いでしょう。

それにしてもHIDが選べるインプレッサがうらやましい(笑)